視力回復エバンジェリストの大澤です。
私はノートパソコンを使うとき、持ち歩いているとき以外は、外付けのディスプレイを使います。
これは眼とディスプレイとの距離を、できるだけ離すためです。
ノートパソコンの最大の欠点は、眼とディスプレイの距離を、手の長さよりも遠くにできないことです!
パソコンを長時間使う人は、近くをみたままの緊張状態を強いられることになります。これは眼にとってよろしくありません。
外付けディスプレイと眼の距離を測ってみました。約90cmです。通常の1.5倍位の距離ですね。
これでかなり眼が楽になります。お試しください。
さて本題です。
前回のメルマガでは、視力回復の方法は大きく分けて三つあるとお話しました。
レーシック、オルソケラトロジー、トレーニングの三つです。
それぞれ一長一短あります。簡単に比較するとこうなります。
そして、トレーニングで回復できることは、あまり知られていません。
それはなぜか?おそらく、身近に回復者がいないからでしょう。
そのために、視力回復が認知されていない、視力回復できることが信じられていないのが現状です。
そんな状況の中で、なぜ私が視力回復を信じていたのか、それは一冊の本との出会いがきっかけでした。
ハロルド・ペパード博士が書いた「眼がどんどんよくなる」という本です。
この本は、視力が低下し始めた時に買った本で、今でも手元にあります。
カバーを見ると「昭和55年7月1日 第270刷」とあります。
古すぎて茶色く紙の色が変わっています。
おそらく、その時に取り組んでいれば、0.1以下まで落ちることもなかったでしょう。
でも、人間は強い動機がないと行動しないもので、それから10年間は本棚の肥やしとなっていました。
でも、この本を読んだことで、
「視力は回復する」
ということが潜在意識にインプットされました。
それと同時に、「メガネは眼の視力を回復させるどころか、かえって視力をスポイルさせる原因になる」という博士の言葉が頭に刷り込まれ、
視力が低下してからも、メガネやコンタクトに頼ることは極力避けていました。
そうすることで、視力低下が進行するスピードは、抑えられたと思います。
これはいつも言っているのですが、トレーニングによる視力回復はリハビリだと考えてください。
骨折してしばらくギブスをしていると、 関節が動かなくなりますよね。
筋肉が衰えるからです。
それと同じように、メガネやコンタクトの矯正に頼っていると、眼筋が衰えるわけです。
衰えた眼筋の筋力を正常化すること、それが視力回復トレーニングです。
さて、具体的なトレーニングの方法をお話する前に、知っておかなければならないことがあります。
具体的なトレーニングの方法よりも大事なこと、それは「マインド」です。
「視力は回復する」
と潜在意識にインプットすること。
そしてあなた自身が、視力回復した生活をイメージすること。
なぜ、視力回復したいのか、”動機”を明確にしてください。
私が視力が低下しているにも関わらず、すぐ本気で取り組まなかったのは、動機が明確でなかったからです。
次回をお楽しみに。
それでは、また。