カラーアナリスト 桶村久美子さんのコラムから。
加齢にともなって水晶体が濁ってくると、黄色ぽく見えるようになるそうです。
黄色がだんだん強くなってくると青が黒っぽく見え、タイトルのような現象が起きるわけです。
赤ちゃんや子どもの目は青く澄んでいますが、年齢を重ねるにしたがって水晶体が濁って黄みを帯びてくるようになります。水晶体が黄みを帯びてくると、いつも黄色のサングラスをかけている状態になり、青いものがより黒っぽく見えて、区別がつけにくくなるのです。逆にいうと、青と黒の見分けがつきにくくなると、目の老化がかなり進んだ証拠だと考えることができます。
あなたはまだ大丈夫ですか?
<46> 目の老化とともに青が黒にみえる? : 色彩の雑学 パート2