メガネやコンタクトレンズをお使いのあなたへ

オルソケラトロジーは、主に近視の方の視力を回復させることができる可能性を秘めている治療法です。近視になると近くのものはよく見えても、遠くにあるものを見ようとしたときにぼやけてしまい、よく見えなくなってしまいます。近視の症状が進み、近視が強くなってしまいますと、部屋の中の高いところにあるものや、自分のまわりにあるものでさえもぼやけて見える状態にまでなってしまいます。メガネやコンタクトレンズなどの矯正器具を利用することで屈折異常の状態から正視に近い状態に屈折の度合いを矯正することができます。メガネやコンタクトレンズは、取り扱いが簡単で誰でも必要になればすぐに利用することができるものですから、メガネやコンタクトレンズの利用者の数は非常に多いと考えられます。

 しかし、メガネやコンタクトレンズといった矯正器具を利用することに不便を感じられたことはなかったでしょうか?例えば、夏にプールや海に遊びに行かれたときに、メガネのままで泳ぐこともできなければ、コンタクトレンズをしていては水中で目を開けることもなかなか難しいですよね。最近では度の入ったゴーグルも販売されていますから、そういったものを利用することはもちろんできると思いますが、なかなかプールや海に遊びにいってずっとゴーグルを付けっぱなしにしているというのも、気が引けるのではないでしょうか。メガネは温かいおなべやお料理を食べるときにメガネのレンズが急に曇ってしまうこともあります。コンタクトレンズはコンタクトレンズで風が強い日に外を歩けば目にゴミが入ってしまい、目が痛くて開けられなくなってしまうこともよくあるのではないかと思います。

メガネやコンタクトレンズの使用歴が長い人であれば、こういった不便さも日常茶飯事でしょう。しかし、こういった不便さはもう仕方がないものだと割り切ってしまわれている方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。オルソケラトロジーでは、朝レンズをはずした後は裸眼で過ごすことができますから、こうした日常の中のちょっとしたわずらわしさを感じることが少なくなります。特に、スポーツなど運動がお好きな方や、外を歩くことが多い方、温度差のあるところを行き来されることが多い方は、メガネやコンタクトレンズを使われないことで、生活がかなり楽になるのではないかと思います。

メガネの場合は、どうしてもメガネを通して見ることができる部分と、メガネの端から見えてしまう部分とで、見え方が違ってしまうことがあります。特に、メガネをしていても、階段などで足元を見たときに、メガネのレンズを通さず、直接足元を見てしまわれると、足元がぼやけて見えていて怖い思いをされたことがある方は多いのではないでしょうか。メガネはコンタクトレンズと比べると非常にリスクの低い矯正器具ですが、ちょっとした拍子にメガネがはずれてしまうこともありますし、レンズを通さずに見えている部分があるという点では、万全な状態であるとは言いがたいのではと思います。

また、コンタクトレンズをされている場合でも目にごみが入ってしまったときや、花粉症などで目がかゆくなってしまったときに、コンタクトレンズを入れた状態で目をかいてしまいますと、目に悪影響を及ぼしてしまう可能性も否めません。特にコンタクトレンズはメガネとは違い、直接目に入れて使用するものですので、レンズの状態はそのまま目に影響を与えます。コンタクトレンズ自体をどんなに清潔な状態にしていたとしても、日中コンタクトレンズをしていることによって、空気中のごみや花粉、ほこりなどが目の中に入ってしまい、清潔ではない状態になってしまいます。

メガネやコンタクトレンズは、単なる矯正器具にすぎませんから、長年利用していたからといって視力がよくなるということはありませんし、メガネやコンタクトレンズといった矯正器具を利用される弊害が生まれてしまうこともあります。目は自分の周りの状況を見るためのとても大切なものですから、できるだけ負担のかからないように気をつけてください。

もちろん、オルソケラトロジーで利用する特殊なコンタクトレンズも、100パーセント安全であるとはいえません。それは、視力の矯正器具の中でもっともリスクの少ないように見えるメガネでさえも言えるのですから、レンズを目に入れる必要があるという点において、オルソケラトロジーも決してリスクのないものではないのです。しかし、普通のコンタクトレンズと違い、昼間に使用しないことで、レンズと一緒に目の中にごみや花粉、ほこりがたくさん入ってしまう可能性は低くなりますから、そういったものが目とレンズの間でこすれて角膜を傷つけてしまう可能性は低くなると考えます。普通のコンタクトレンズ同様に、きちんと清潔な状態を保っておくことができなければ、細菌などが繁殖して目によくない影響を与えてしまいます。オルソケラトロジーの治療の効果だけではなく、目を大切にするために、清潔な状態でなおかつ安全な状態で矯正治療を続けていただくことが大切です。

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