読書などで毛様体筋の緊張が長時間続いたために起こる軽度の近視状態。適切な処置により回復する。学校近視。偽近視。
(三省堂提供「大辞林 第二版」より)
通常、毛様体筋が水晶体の厚みを変えることで、網膜に焦点が合うようにしてピントを合わせますが、毛様体筋の緊張状態が続いて近視状態になるのが仮性近視です。
毛様対筋の緊張が軽度であれば、長時間にわたる読書やゲーム、テレビを控えることで、視力が回復することもあります。
ただこの段階で生活習慣の改善を図らずに、メガネやコンタクトレンズを使用すると、目が近視の状態に慣れてしまい近視が進行してしまいます。
特に子供は近視が進行しやすいので注意が必要です。近視も早期発見、早期対処が大切。子供の場合は親がよく観察して注意してあげましょう。姿勢が悪くなっていないか、本やノートに顔をくっつけていないか、テレビを見るときに目を細めていないか気をつけましょう。