「裸眼会」とは、視力0.1以下の人間が裸眼で集まる会のこと。
近視の人が裸眼のままで、飲み会やスポーツを楽しもうという企画。
待ち合わせの時点で暗雲が立ち込めるがなんとか合流できたようだ。人の顔は判別しにくいものだ。
そして居酒屋ではメニューが見えないというアクシデントにも負けず、ぼんやりとしたイメージで注文するという勇気ある行動に出る。当然、イメージしたものと出てきたものが一致したのは4割で、カツオのたたきを頼んだつもりが、ラムステーキだったのだから、目をつぶって食べたらびっくりだったろう。
第2回目の企画「裸眼会リターンズ」では、ボーリング、カラオケ、ダーツまで楽しんだようだ。詳しくはホームページを見ていただきたい。
近視でない方には面白い読み物のように感じるだろうか。見えない人間にとっては笑えない話だったりするのだが。
ただ、めがねに頼り切って眼筋が弱っていくのを放置したまま、近視が進むのを容認するよりは、裸眼にトライする方が前向きだ。ピントを合わせることに意識を集中するのを忘れないで欲しい。
「絶望は愚か者の結論なり」という偉人の名言があったが、裸眼会の方にはぜひ、トレーニングによって視力回復を実現し、めがねやコンタクトレンズから卒業していただきたいと思う。
@nifty:デイリーポータルZ:裸眼会(らがんかい)
@nifty:デイリーポータルZ:裸眼会(らがんかい)リターンズ