ワックとは

眼科医において近視治療に使われる医療用具。正式名称は両眼視簡易検査器だが、株式会社ワックの製品であるためワックと呼ばれる。ミドリン点眼と併用されることが多い。


両眼視簡易検査器 “D-7000 AUTO”|眼科医療機器ワック(眼精疲労・眼科手術等)(医療用具承認番号:08B第0573号)

検査器の中の美しい風景を5分眺めるだけで、遠くの風景を長時間眺めているのと同じだけの効果があります。
これによって間接的に毛様体筋を刺激し目の緊張を解く方法、これは雲霧法と呼ばれ、眼精疲労の軽減や内側に寄ってしまった視線を平行に保つ効果を持ちます。
水晶体体操法
視標は+3.00D(雲霧)から±0.00D~-1.00D(調節安静位)の間を前後移動しますので、近くに順応した調節を自然に遠くへ順応させます。
点滅瞳孔運動
瞳孔の散瞳、縮瞳周期に合わせて光源が点滅しますので、瞳孔の動きとともに、毛様体筋に刺激を与ることが可能です。
レンズパワー・光量がアップ
従来のものより、レンズのパワーがアップ。
光量不足の解決だけでなく、成人の方の検査・雲霧に使用にも十分に対応可能となりました。

ワックが導入されている眼科医院
ワックにより調節緊張がとれた例
これとは別に、家庭用視力トレーニング健康機器のワック WOC-i (ワックアイ)が2012年7月に発売されたが、現在は販売していないようだ。 ただしこちらは医療機器ではなく、あくまで家庭用視力トレーニング機器という位置付けで以下の但し書きがある。

WOC-iは視力回復など治療を目的にした商品ではございません。視力低下や疲れ目の原因となる調節緊張をリフレッシュさせ、遠くの景色を見ることで視力低下を予防するのが目的です。特にお子様のトレーニングにご利用の場合は、視力低下が環境要因から来る仮性近視なのか、もしくは遠視から来る視力低下なのかなどを眼科専門医にご相談の上、ご利用頂くことを推奨いたします。

WOC-i(ワックアイ)
● 型式:WN-1207F
● 重量:650g
● 乾電池搭載時重量:700g
● 外形寸法:160(W)×190(D)×84(H)mm
● 定格電力
付属充電池使用時:2.4V
乾電池使用時:3V
USB電源使用時:5V
● 定価:3万9800円

子供の近視予防と視力回復

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