視力が 0.1 以下でも回復できますか?

「視力が 0.1 以下でも回復できますか?」

よく受ける質問です。

ただ、その質問からわかることは、あなたの現在の視力だけです。それだけでは情報が少なすぎて、アドバイスできません。


現在の視力がいくつで、近視暦はどれくらいか、あなたの年齢、最終的に視力をいくつまでアップしたいのか?そこまでお聞きしてはじめて、トレーニングしてみてはどうでしょうかとか、レーシックじゃないと難しいですねとかアドバイスができます。

そのために屈折度数がわかるといいです。すでにメガネやコンタクトレンズのお世話になっている人なら、屈折度数はおわかりかと思います。屈折度数はフラクトメーターという機械で測定し、近視、遠視、乱視の度数を数値化することができます。

ランドルト環を使った視力測定は結構あいまいなところがあって、くっきり見えなくても切れ目がどっちにあるかわかります。しかも部屋の明るさや目の調子によって、見えたり見えなかったりします。ですから客観的な数値として、屈折度数がよい指標になります。屈折度数をもとに目標設定するのがお勧めです。

屈折度数と視力の関係はこちらに掲載しています。

あなたの”屈折度数”に対する”裸眼視力の範囲”を見てください。まずはこの”裸眼視力の範囲”の上限を目標にしてください。屈折度数が改善する場合もあるので、この範囲の上限が限界かというと、必ずしもそうではないのですが、はじめに設定する目標としては妥当なところです。

漠然とよくなりたいと思っているだけでは前進しません。目標を設定することで、それを達成するために何をすべきが見えてくるのです。

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